医療事務から、未経験でプロのエンジニアを目指すお話
お久しぶりの投稿です。
多くの人に仏教の教えに触れてもらいたいという思いでこのブログを始めましたが、なかなか続かず申し訳ありませんでした。
今日は久しぶりの投稿ですが、今思う私の将来の展望についてお話をさせてもらいます。今後のブログの方向性にも深く関わる内容となっています。
まず改めまして私の現状からお話させてもらいます。
私は今年の8月で誕生日を迎え、30歳となりました。現在は都内の某病院で医療事務として働いています。
大学を卒業後、新卒で今の病院に就職し最初は財務課というところで経理と物品の購入関係を主に担当してきました。
そして今年の1月に入職後初めての異動を経験し、現在は医事課といって病院の外来の受付業務を行っています。
この1月の異動が、私にとって将来を考える大きな転機となりました。
現在私は内科・循環器内科・脳神経外科・メンタルヘルス科の外来の受付窓口を担当しています。基本的には4年程前に新築移転を行なった割と新らしい病院で、新らしいシステムや機会を導入していることもあり、基本的にはルーティーン業務なんです。
毎日次々とくる患者さんを受け付けし、必要があれば症状を聴いてしかるべき科や先生に振り分けをする。
そのような仕事を作業のように続けるうちにこの仕事は自分じゃなくても出来るよなーと思うようになりました。
またもう一つ大きかったのは、勉強がたくさん必要にも関わらず、勉強した分の成果みたいなものが少ないということです。
医療事務の仕事にはレセプト業務というものがあり、診療報酬とういう医師の治療に対して点数でいくらかを計算し、トータルの治療費を出すというざっくり説明するとこんな感じの業務があります。これは本当に沢山の勉強が必要で、事実先輩方もたくさん勉強してきました。
確かに勉強すればするほど病院にとっては貴重な人材になれるし、業務のやれる範囲が広がります。
しかしどれだけ知識と経験を積んでも、そもそも営業のように成果が目に見える形で評価される訳ではないし、うちの病院は経営も芳しくないので、給料が上がる訳でもありません。
そのような状況の中で、自分は一生この仕事をやり続けるのか。一回きりの人生、本当にこれで良いのだろうかと日々思うようになりました。
仏教の教えの中に、三法印という教えがあります。三つの教えの印です。
三つの教えとは何か?それは
・諸行無常
・諸法無我
・涅槃寂静
です。
ざっくり説明すると、<諸行無常>は<全ては変化する>という意味で、言うなれば全てのものは常に向上しているという意味です。
<諸法無我>は<全て関係し合っている>という意味で、言うなれば全てのものは調和しているという意味です。
<涅槃寂静>は<最初の変化と関係という法則にのり、実践すれば必ず幸せの境地になれる>という意味です。
つまり人は、向上したい、皆と仲良くありたいという思いが心の奥底に皆持っているということです。
自分の向上したいという魂の疼きが常に今のままの自分で良いのか?と問いかけてきました。
とは言え自分が本当にやりたいことがあるわけでなく、また三流大学、しかも保育を学んできた私は頭がいい訳でも、要領良いわけでもありません。
しかも歳も30才です。
こんな自分を欲しい企業なんてないだろうな。そもそも自分がやりたいと思う仕事じゃないと同じことの繰り返しになるだろうなと思ってました。
このような状況の中で、結局現状変える訳でもなく、日々楽しくない仕事に勤しむ日々でした。
こんな自分を決して高くはないけど安定した収入を頂け、雇ってもらっているだけもありがたいことなんだと自分に言い聞かせてきました。
そんな私は、ある一人の人のYouTubeの動画に出会います。
それは私と同い年で未経験からプロのエンジニアになれるという某プログラミングスクールなどを経営する社長のチャンネル動画でした。
そのチャンネル動画では社会人として明日から使えるスキルや、仕事への取り組み方、マインドについてなどを紹介している動画でした。
もちろん内容も素晴らしいのですが、動画の中で熱く語るその人の姿に、ここまで仕事について熱く語れるものなのか。動画を通して一人でも多くの人に人生を変えるきっかけを与えたいと語る姿に、仕事への情熱や、社会の為、人の為に綺麗事ではなく実際に形に表しているこの人を見て、自分も一歩踏み出そうというえも言えぬ熱いものが込み上げてきました。
そしてその動画を沢山見ていく中で、興味を持ったのがプログラミングについてです。プログラミングを学び、エンジニアになりたいと。
皆さんもご存知の通り、現在仕事でもプライベートでもどんどんシステム化され、今まで人が行っていた作業などもどんどん便利な世の中になってきました。また、SNSやメルカリ、ZOZOTOWNなど日々の生活の中にもどんどん入ってきています。
これらは全てエンジニアがプログラミンにて作成したシステムやサイト等になります。
これからもどんどん需要は伸びていくでしょう。
そんな中業界では深刻なエンジニア不足なのだそうです。需要に供給が追いついていない。
ということは社会から強く求められているのだと感じました。
パソコン一つで現在、そしてこれからもっと社会で必要とされているサービスを自分の手で作り出していくことが出来る。
こんなにもクリエイティブ且つ楽しそうな仕事はあるのだろうか?と感じました。
ただ調べれば調べるほど、やはり現実も見えてきます。何故エンジニアが不足しているのか?
それは難しそうという理由や、様々な理由でそもそも目指す人がまだまだ少ないというのと、プログラミングの勉強自体が挫折率が高いということです。
そんな中私はこれからプログラミングを勉強してエンジニアになりたいと思っています。
必ず行き詰まる時や、諦めたくなる時もあるかもしれません。
しかし挑戦せずに今の現状に甘んじたくないと思い、決意しました。
そしてこのブログでは、引き続き仏教の教えに触れてもらうだけでなく、今後の私自身の未経験からプロのエンジニアになる目標への報告にも活用させてもらおうと思っています。
将来このブログを見返した時、こんな時もあったなと笑って見返せる時がくると信じて、これから頑張って行きたいと思っています。
よろしくお願いします。